冬夏青青（とうかせいせい）①

「冬夏青青」とは、冬でも夏でも常に青々としていること、すなわち、環境や状況がどんなに変化しても、自分の本質や志をしっかり保つことを意味します。常緑樹が一年中青々と茂る姿になぞらえた言葉で、不屈の精神や一貫性を持つ姿勢を象徴します。

環境や気分に左右されず、トレーニングを継続することが重要です。忙しい日や体調が悪いときでも、可能な範囲で運動を続けることで成果につながります。例えば、「たとえ5分だけでもストレッチをする」「軽めのメニューに変更する」といった柔軟性を持ちましょう。

目標に向かう途中で誘惑や困難があっても、最初に決めた志を忘れないことが大切です。「冬夏青青」のように、外部の状況に関係なく、自分が決めた計画に基づいて行動を続けましょう。

「冬夏青青」はただ頑固に続けるという意味ではありません。自分の核を保ちながらも、状況に合わせて方法やアプローチを調整することが大切です。トレーニングでは、「怪我をしたら他の部位を鍛える」「器具が使えなければ自重トレーニングに切り替える」など、柔軟な工夫が求められます。

季節の変化や忙しさでモチベーションが低下しがちなときでも、常に「青々」とした気持ちを持ち続けるために、トレーニングの楽しみ方を見つけることが大切です。新しい種目に挑戦する、仲間と一緒に取り組むなどの工夫を取り入れましょう。