縁木求魚(えんぼくきゅうぎょ)

  • 「縁木(えんぼく)」= 木の上の枝

  • 「求魚(きゅうぎょ)」= 魚を求めること

つまり――

「木の上に登って魚を探す」= ありえない場所・手段で目的を果たそうとすること
→ 転じて、**“手段が間違っていては、どれだけ努力しても成果は得られない”**という戒めの言葉です。

古代中国・孟子の言葉が出典で、非効率・的外れな努力を例えた教訓です。


🏋️‍♂️ トレーニングに活かす「縁木求魚」の教え


✅ 1. 「その努力、正しい方向に向いてる?」

  • 毎日ジムに行ってるのに成果が出ない…

  • 食事制限してるのに体調が崩れる…
    → それ、もしかして「木の上で魚を探してる」かも?

📌 方向を間違えた努力は、むしろ遠回りになる。


✅ 2. “筋肉に効かせたいのに、重さだけ追ってない?”

  • 「とにかく高重量を上げる」
    → でも効かせたいのは対象筋? それとも ego ?

💡「フォーム」「可動域」「コントロール」――
正しい方法で釣らなければ、魚はかからない。


✅ 3. 情報過多の時代こそ、「木の上の釣り人」になりがち

  • YouTube、SNS、流行のサプリやメソッド…

🚫 「人が勧めてるからやってる」だけでは、自分に合わない方法に振り回されるリスクが高い。

→ だからこそ大事なのは、
🔍 **「自分の目的」×「今の自分の状態」**に合った方法を選ぶこと!


✅ 4. 「縁木求魚」にならないためのチェックポイント

 

チェック項目 YESの場合…
今の食事やトレーニングに目的があるか? なければただのルーティンに
成果が出ない理由を「根拠」付きで把握してるか? 不明なら見直しのサイン
他人の成功法をそのまま真似していないか? カスタマイズが必要
体の声を無視していないか? オーバーワークや不調の原因に

🧠 まとめ:縁木求魚 × トレーニングマインド

 

教訓 トレーニング応用
間違った手段では成果は出ない 自分に合ったトレ法・食事法を選ぶ
努力の方向が大切 記録・体感・目的から効果を見極める
的外れな挑戦は無駄になる 他人ではなく“自分”に基づく選択を

💬 最後にひと言

「魚を釣るなら、水辺へ行け。」
「鍛えるなら、効くやり方で動け。」

がむしゃらな努力も大切だけど、
“正しい場所・正しい道具・正しい狙い”で初めて、結果につながる。

今の自分のやり方、迷ったら一緒に見直すこともできるよ。
無駄のない努力で、確実に釣果を狙っていこう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました